だいぶ前から観たい観たいと思いながら 見逃していましたが 先日BSにて観ることが出来ました。
この映画は 道なき道を 何時間もかけて通学する 子供たちを 追った、ドキュメンタリーです。
ケニアの兄妹は サバンナの中を通学。。。象やキリンがいて常に危険と隣り合わせです。
学校までは歩いて4時間とか。。。信じられない距離と時間です(-_-;)
また インドの三兄弟は 障害のある兄をオンボロの車椅子(あり合わせで作った物)に乗せ 弟二人が引っ張ったり押したりしながら
通学します。。道は平たんではなく凸凹、普通に歩いても大変な道(と呼べるのか?) ばかりです。
はたまた、アルゼンチンの兄妹は見渡す限りの平原の中を馬に乗って通学します。お父さんがお守りにと持たせてくれる赤い布が印象的でした。
モロッコの三人の女の子は何時間もかけて 険しい山脈を越えて寄宿舎に向かいます。
ただただ、学校に行きたいというその強い思いが伝わります。。。そして学校で勉強する子供達の真剣な瞳! 友達と会った時の楽しい
様子。
日本で公開された後に ケニアの学校に通う 兄のジャクソン君が来日し こんなインタビューに応えています。「日本では学校が嫌い
な子が多いがどうしたらいいと思うか?」という質問に「学校は行って当たり前のところではない」「行くには理由があって、自分を
満たすために行く、自分のためと刻み込んで行くべきだという事を日本の子供たちに伝えたい」と。